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2017/07/02 11:55
寒い冬にじっと休眠していた植物は、春になり暖かくなるにつれてぐんぐん生き生きと生長してゆきます。
気温20度~25度くらいのころが育つのにちょうどよいようです。
湿気もでてきますので、苔も青々と育っていく時期です。
けれどもそのちょうどよい時期が過ぎると、これからどんどん暑くなり日差しも強くなってきます。
まだ梅雨の最中ですが、晴れ間には真夏かと思うような日もあります。
暑くなると、苔玉や盆栽の土がよく乾いてきます。
毎日から1日に2回水やりが要ることもしばしばで、この時期に枯らしてしまうこともあるかと思います。
水切れにご注意の季節です。
そして、
葉焼けにもご注意です。
これからの時期は日当たりの好きな植物も、少しずつ日の当たる時間が短いところに移動させたほうが、乾燥と葉焼けを幾分ふせぐことができます。
午前中だけ日が当たるところがあればいちばんなのですが、なければ西日の当たらない1日数時間の日差しくらいで。
もともと半日蔭~日陰の好きな植物は、明るい日陰などでも十分に育ちます。
乾燥もしてきますので、葉にも水をあげたり雨に当ててあげたりすることも、とても喜びます。
ちいさい鉢は、大きな木の陰にかくれたり。
木陰が、強い日差しをさえぎってくれます。
ひとも1日中日の当たるところにいるのは、つらくなってくるこれからの季節です。
なんとなくこの場所すごしやすい、と思う場所がきっと植物も居心地がいいはずです。
暑すぎてぐったりすることも。
ひととおなじ。
できるだけ、ここちよくすごせるところにいたいものです。
きっとあるはずなのです。