ちいさい盆栽と苔玉

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2017/07/06 09:26


よく聞かれます。
聞かれると喜びます。
興味をもってくださったということですから。

 

見たことのないもの、聞いたことのないもの、さわったことのないもの、
なんだ、なんだ、と、気になった時、
気にはなるけど、、
けど生きているもの、、
放っておくわけではあるまい、、
これをどうしておくの?
当然思います。

 

そして、生きているものですから枯らしたくはない。
きっとそう思って聞いてくださっているのだと思っているので、できるだけ丈夫で暑さ寒さや気候の変化にも強いものをおすすめしています。

 

あつかっている植物の多くは、丈夫で育てやすいものばかりです。
春に芽をだし、葉を広げ、美しい新緑を楽しめて、秋には紅葉。
花の咲くものも、その日がくるのを待ち遠しく待っているのも楽しい時間。
そんな四季の変化を楽しめるものが、育てる楽しみを深めます。

 

でも、それを存分に楽しむにはちょっとしたコツや慣れがいることもあります。
大事な葉っぱがいたんでしまうと、今年はそれまで、、ということもあります。

 

はじめて手に入れ大事に手をかけているものが思うようにいかないと、
よし次こそは!
と思うより、
ああこれはムリ、、
と、思う方が多いんではないかと思うのです。

 

それが、思いのほか元気に育ってくれたりすると、なんとなく興味をもったことが、すごく好きになってもらえるんじゃないかと思っているのです。

 

コツをつかむと、少し手をかけてあげないといけないものでも取り組みやすくなると思うのです。

 

そうなってほしいとねがいをもちつつ、おすすめしているもののひとつです。

派手さはありませんが、一年を通して美しい葉っぱの楽しめる植物です。
暑さ寒さに強く、日向でも日陰でもどこでもよく育つ。
それがいい。

 

ひとつのものを通して、
育てる楽しみ、育つ喜び、
こころ和む時間がたくさんふえますように。